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納棺の儀式について

納棺は、故人に旅支度の装いを施し送り出す、古くから伝わる大切な儀式です。

納棺の儀式とは

納棺の儀式について

納棺は、故人様に旅支度の装いを施し送り出す、古くから伝わる大切な儀式です。末期の水に始まり、湯灌、死化粧、死装束の順で行われ、最後に、故人様ゆかりの品物と想いを込めて柩に納めます。

末期(まつご)の水をとる

納棺の前には、配偶者、親族、友人・知人の順に「末期の水(死に水)」をとります。地方によって違いがありますが、一般的には脱脂綿をガーゼで包んだものを割りばしの先にくくりつけ、茶碗の水に浸して故人様の唇を軽く湿らせます。
これは、故人様が生き返るように願う気持ちや、あの世で渇きに苦しまないように祈る気持ちなどから生まれた風習です。

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